組織で働く人のアサーションとは

アサーションとは

アサーションを簡単に定義すると、「自他尊重の自己表現」である。

具体的に言うと「自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べること」となる。

そこには「一人ひとりの自己表現を大切にすること」「自分も相手も大切にするコミュニケーション」といった意味が含まれている。

また、人が生きるためにはコミュニケーションが不可欠なこと、自己表現とは単なる「自己主張」や「言い方」の問題ではなく、関係を含む人間のあり方だということも示唆されている。

アサーティブな自己表現と行動は、「自己を前向きに肯定しつつ、人を尊重すること」(アルベルティ&エモンズ 1994)であり、このような言動は自己効力感と人間関係を促進する。

(平木編 「アサーショントレーニング」 2008, 至文堂 より)

組織で働く人のアサーション

私用があるのに残業を頼まれたらどうしますか?

忙しそうにしている部下に追加で仕事を頼まないときどうしますか?

こうすればうまくいく、というやり方はありませんし、どうすればよいかの正解はありません。

このような場合に、上司も部下も、まず、自分がどうしたいのか、から考え、率直に伝え、相手の考え・気持ちを聴くことから、互いに納得できる解決を産み出していくことが職場でのアサーティブなコミュニケーションです。

働く人のアサーションの難しさ

「上からの指示命令には、反対してはいけない」

「仕事のためには個人の都合は二の次にするのが当然」

「みなおかしいと思っているのに自分の意見を言わない」

「言った人が損をする」

「上司が聞く耳をもたない」

「部下が言うことを聞いてくれない」

「みなが賛成しているから、自分が意見を言ったら会議が長引いてしまう、、、」

「仕事を変えてほしいけれど、それを言ったら上司に嫌われて自分の立場がまずくなる、、」

職場でのアサーションには様々な難しさがあるのも事実です。だからアサーションしない、ではなく、一人ひとりのアサーティブな言動が、その人を活かし、互いに認め活かしあい、職場をアサーティブに変えていくことをCAATは支援します。

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