グループアサーションとは

グループアサーションとは、アサーショントレーニングにグループアプローチをより積極的に統合したアサーションです。
これまでのアサーショントレーニングもグループアプローチを根底にトレーニングが作られていましたが、より積極的に、あるいはグループの視点を積極的に取り入れたアサーションです。

「グループアプローチ」はいろいろな意味合いで使われる言葉ですので、グループアサーションにおけるグループやグループアプローチについてその意味を解説します。

 

グループとは

グループとは3人以上の人の集まり(集団)のことです。カウンセリングやコーチングは基本的に1対1の関係ですが、グループは3人以上なので関係が多様になり複雑になります。
Aさん、Bさん、Cさんの3人のグループの場合、その中には1対1の関係が3つ(AさんとBさん、BさんとCさん、CさんとAさん)存在します。さらに例えばAさんとBさんが対立すると、Cさんがどちらかの立場に立って2対1の関係ができたり、Cさんが中立的立場で間にはいる、など関係もコミュニケーションも様々に発生します。このような様々な関係やコミュニケーションに注目するのが、グループの視点です。

 

グループアプローチとは

グループの中で起こる「今ここでの」関係やコミュニケーションに注目し、メンバー一人一人が認められ相互の建設的な関係を築き、グループの課題を達成すること、個人の成長とグループの成長を図ることがグループアプローチです。また、グループに内在する暗黙のルールや集団や組織の風土や文化などのグループが持つメンバーや相互の関係性、コミュニケーション等への影響にも注目します。

 

グループアサーションとは

これまでのアサーションもグループアサーションもどこに重点を置くかの違いであってその本質が異なるわけではありません。

あえて違いを述べると、これまでのアサーションが、ものの見方など個人の心理プロセスを土台とした自己表現であるとすれば、組織のアサーションは、「関係性の中の自己」を基盤とした今ここでのアサーションと、それにより変化し生成され続ける関係性の中の自己と、再構成され続ける社会に焦点をおくアサーションです。
さらに、再構成される社会は、一人一人が持つユニークな社会を積極的に認めることで構築されるものであることを大切にします。
つまり、今ここでの相互のアサーションと、その生じる新たな関係や組織の変化、組織のもつ風土や文化もの変革にも焦点を当て、その一人一人の違いを活かす社会に実現もめざしていくものであることが、グループアサーションの特徴と言えるでしょう。

 

 

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